自分で修理するためのトイレの基礎知識

文明国家と後進国の一番の違いは衛生管理です。そのために重要なことはトイレの管理ですが、日本はほぼ100%が水洗トイレになっていることが文明国家の証明となっています。最近ではシャワートイレもかなり普及していますので文明国家の中でも最先端かもしれません。シャワートイレは立派な電気製品ですので自分で修理するのは不可能に近いものがあります。

それに影響されているのかもしれませんが、トイレの水がレバーを流すだけで流れるのも電気製品と思っている人もいます。ですので、トレイの修理をやるのは「素人では無理」と思われているようです。ですが、水洗は電気で動いているのではありません。もっとシンプルな仕組みで動いています。

ですから、修理も素人でもやることは可能です。タンクの中にある主な部品は「フロートバブル」と「ボールタップ」と「オーバーフロー管」の3つです。これらの部品の働きを理解するなら修理もできるようになります。フロートバブルは先端にゴム製のお椀のひっくり返したような形状のものがあるのですが、それが排水口を開いたり塞いだりして水を流したり止めたりします。

ボールタップは給水をコントロールするための部品です。ボールタップが上下することでタンク内に水が溜まるような仕組みになっています。オーバーフロー管はフロートバブルの故障などでタンク内に水があふれることを防ぐ役割を担っています。標準水位よりも高いときに水を排出する機能があります。

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