トイレの修理と保険の関係

最近は台風の被害などが多くなり、保険に関する報道が増えています。例えば、どのようなときに「火災保険が使える」かなど関心も高いようです。そうしたことの影響だと思いますが、保険をいろいろなことに「利用できないか」という意見を見る機会が以前よりも多くなっています。端的に言ってしまいますと、「トイレの修理には可能か」ということについて考察してみます。

まず、いろいろありますが、トイレ関連の修理に使える可能性があるのは火災保険です。生命も自動車も傷害も使うことはできません。では、火災保険はどのようなケースが対象になっているかと言いますと、火災はもちろんですが、そのほかに台風や強風で被災したときも補償の対象になります。ただし、これはあくまで基本的な契約の状況ですので、オプションなどで「台風や強風などの被災を外してある」場合は対象外です。

さて、火災保険の対象になっていたとしても全額が支払われるとは限りません。ここはとても重要ですので押さえておくポイントです。トイレの修理で保険の対象になるのは契約で指定されている災害で被災したときだけです。しかも時価で契約している場合は、時価の価値でしか補償はされません。

例えば、新品で10万円でも時価では3万円だった場合は3万円だけ補償されるということになります。トイレ関連で保険の重要性を感じるのは賠償ではないでしょうか。トイレの水があふれて隣家とか階下の人に損失を与えたときに賠償金を支払ってくれる保険です。こちらのほうが大切かもしれません。

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